■Fly Me To The Moon 黒本1 P-65
・[Key of C] と [Key of Am] の ダイアトニック・コードを見ていきます。
・この曲のキーは、C です。
・Key of C の 6-2-5-1 と、平行調である、
Key of Am の 6-2-5-1 で主に構成されています。
普通、スタンダードジャズでは、1-6-2-5 進行の 6 は、次の 2 に進行させるために、
Imaj7 ⇒ VI7 ⇒ IIm7 ⇒ V7
(セカンダリードミナントとしてドミナントコードに変化する)
ですが、この曲は、6-2-5-1 であり、最初のコードであるために、ダイアトニックコードのままになっていると思われます。
VIm7 ⇒ IIm7 ⇒ V7 ⇒ Imaj7
メジャーキーの [Key of C] の場合、2-5-1 進行は問題ないのですが、
マイナーキーの [Key of Am] の場合、2-5-1 進行を作ると、
ドミナントである 5番目のコードが、 Em7 となり、トライトーンを持たないので、
次の Am7 への解決感が弱くなります。(オレンジ色の部分)
そのため、 [Key of Am] 部分では、5番目のコードを、より解決感の強い、E7 を使います。
E7 は、[Key of Am] のハーモニック・マイナーの5番目のコードです。
アドリブ練習
※バッキングコード音が無くなったり、カウント音が消えたりしますが、気にせずアドリブしてください。
■4-Beat
■Bossa
コメント
コメントを投稿