■トゥンバオ
3-2 クラーベの前半(3) の後ろ2つの音がベースパターンになります。 (説明が難しい)
ベースのトゥンバオ
難しいので音を聞いてみてください。
前回の説明
「アタマの拍にベースが鳴らないのでリズムが取りづらい」という分析によって、トゥンバオの難しさを指摘されましたが、なるほど鋭いと思いました。 そのような意識がなかったから、新たな発見です。
サルサやラテンのベースラインに、強力なグルーヴ感を感じるのですが、それがなぜ強力なビートを生み出すのか、ベースラインはどのようになっているのか、を考えるようになりました。
Skindo Le Le (AKO) 01 [16Beat & Salsa] BPM=100 投稿者 wood-bass
色々と検索しているうちに、このようなページを見つけました。
トゥンバオ天国
「人間の耳は慣習的に、ベースやバスドラなどのサウンドの基礎となる低音部が、常に小節の頭(1拍目)に鳴ることを期待していますが、サルサの場合低音部が2拍目の裏と4拍目に来ています。2拍目の裏で鳴ることによりオンビートという期待が裏切られ、4拍目で鳴ることにより、あたかも次の小節の頭が1拍前にずれた様に聴こえます。 勘のいい方は分かったと思いますが、期待するオンビート、小節頭を裏切る奏法つまり「シンコペーション」こそがトゥンバオの秘密である」
それゆえ、鳴らないところに架空の音を心の中で鳴らして、ビートを感じるからこそ、強力なビートが生まれるのではないでしょうか?
サルサの観客が、みんなで3-2クラーベを手拍子するのは、そういうリズムに慣れているからでしょう。
Wikipedia サルサ (音楽)
「リズムの基本となるのは南米音楽特有の「クラーベ」という単位である。クラーベのリズムは一般的に2-3(ツースリー)、3-2(スリーツー)と言われるリズムで、一般的に2(ツー)はシンコペートされた2拍目と3拍目のみ、3(スリー)は4拍子を三連符のリズムでクラーベスの音を出す。その二つでワンセットの「クラーベ」という単位になり、そのクラーベのリズムにベースやピアノが加わり、コンガ、ボンゴ、ティンバレスなどのパーカッションや、トランペットなどのホーンセクションが加わって構成されていく。」
本来4拍子の音楽を、わざと3つで区切って、割り切れない感じを出しつつビートを出すというグルーヴ、ベートーベンの時代に「ヘミオラ」という手法が存在し、自然と人間は音楽のリズムの中にそのようなアソビを行うようになったのでしょうか?
らららクラシック「ベートーベンのヘミオラ」(3拍子の中に2拍子が感じられるリズム手法)
らららクラシックってホントためになるなぁ。ジャンルは違えど、音楽学校で学ぶようなこともたまに解説してくれるんで勉強になります。
日本人でサルサなどのラテンを上手にやっているバンドは少ないですが、オルケスタ・デル・ソル(オルケスタ・デ・ラ・ルスの前身) 等、いない訳ではありませんが、あまりメジャーではないし、サルサというリズムが理解されていないないためだと思います。
強力なビートを生み出す音楽なので、ぜひ学んで習得したいです。
■Bass Tumbao - bassline (chorus 1-2) and solo (chorus 3-4)
■Orquesta Del Sol 1993 PV
強力なビートと安定したリズム感
■TRIBUTO A LA SALSA COLOMBIANA 2 vip PRESENTADO POR GUSTAVO CALDERON PANAMA 2011
やはり安定したリズム感と強力なビートは、4/4 を3つでくくって作ったクラーベのリズムが基礎になってますよね。
■Salsa Clasica Parte 1
■SALSA MIX 2013 PARTE 1 - DJ EL CUERVO "SALSA MIXXTURA" LA MEJOR SALSA RADIO PANAMERICANA
■Latin tumbao bass, Howard Britz US/UK bassist, NYC
■2:3 Cascara with Bass Drum Tumbao
ベースのトゥンバオ
難しいので音を聞いてみてください。
前回の説明
「アタマの拍にベースが鳴らないのでリズムが取りづらい」という分析によって、トゥンバオの難しさを指摘されましたが、なるほど鋭いと思いました。 そのような意識がなかったから、新たな発見です。
サルサやラテンのベースラインに、強力なグルーヴ感を感じるのですが、それがなぜ強力なビートを生み出すのか、ベースラインはどのようになっているのか、を考えるようになりました。
Skindo Le Le (AKO) 01 [16Beat & Salsa] BPM=100 投稿者 wood-bass
色々と検索しているうちに、このようなページを見つけました。
トゥンバオ天国
「人間の耳は慣習的に、ベースやバスドラなどのサウンドの基礎となる低音部が、常に小節の頭(1拍目)に鳴ることを期待していますが、サルサの場合低音部が2拍目の裏と4拍目に来ています。2拍目の裏で鳴ることによりオンビートという期待が裏切られ、4拍目で鳴ることにより、あたかも次の小節の頭が1拍前にずれた様に聴こえます。 勘のいい方は分かったと思いますが、期待するオンビート、小節頭を裏切る奏法つまり「シンコペーション」こそがトゥンバオの秘密である」
それゆえ、鳴らないところに架空の音を心の中で鳴らして、ビートを感じるからこそ、強力なビートが生まれるのではないでしょうか?
サルサの観客が、みんなで3-2クラーベを手拍子するのは、そういうリズムに慣れているからでしょう。
Wikipedia サルサ (音楽)
「リズムの基本となるのは南米音楽特有の「クラーベ」という単位である。クラーベのリズムは一般的に2-3(ツースリー)、3-2(スリーツー)と言われるリズムで、一般的に2(ツー)はシンコペートされた2拍目と3拍目のみ、3(スリー)は4拍子を三連符のリズムでクラーベスの音を出す。その二つでワンセットの「クラーベ」という単位になり、そのクラーベのリズムにベースやピアノが加わり、コンガ、ボンゴ、ティンバレスなどのパーカッションや、トランペットなどのホーンセクションが加わって構成されていく。」
本来4拍子の音楽を、わざと3つで区切って、割り切れない感じを出しつつビートを出すというグルーヴ、ベートーベンの時代に「ヘミオラ」という手法が存在し、自然と人間は音楽のリズムの中にそのようなアソビを行うようになったのでしょうか?
らららクラシック「ベートーベンのヘミオラ」(3拍子の中に2拍子が感じられるリズム手法)
らららクラシックってホントためになるなぁ。ジャンルは違えど、音楽学校で学ぶようなこともたまに解説してくれるんで勉強になります。
日本人でサルサなどのラテンを上手にやっているバンドは少ないですが、オルケスタ・デル・ソル(オルケスタ・デ・ラ・ルスの前身) 等、いない訳ではありませんが、あまりメジャーではないし、サルサというリズムが理解されていないないためだと思います。
強力なビートを生み出す音楽なので、ぜひ学んで習得したいです。
■Bass Tumbao - bassline (chorus 1-2) and solo (chorus 3-4)
■Orquesta Del Sol 1993 PV
強力なビートと安定したリズム感
■TRIBUTO A LA SALSA COLOMBIANA 2 vip PRESENTADO POR GUSTAVO CALDERON PANAMA 2011
やはり安定したリズム感と強力なビートは、4/4 を3つでくくって作ったクラーベのリズムが基礎になってますよね。
■Salsa Clasica Parte 1
■SALSA MIX 2013 PARTE 1 - DJ EL CUERVO "SALSA MIXXTURA" LA MEJOR SALSA RADIO PANAMERICANA
■Latin tumbao bass, Howard Britz US/UK bassist, NYC
■2:3 Cascara with Bass Drum Tumbao
コメント
コメントを投稿