☆プロが作るゆで卵とアマチュアが作るゆで卵

ゆで卵の殻がツルっと剥けるかどうか、多くの議論があって、プロがやっている正統派の方法や、裏技的な物、アマチュアが考えたリスクを伴う方法まで様々ですが、色々試してこれは多分プロがやってる安定した方法を探りました。



↑プロがやっているであろう安定した方法

 ■殻と身の熱膨張率の違いを考慮した方法
  ・茹で終わった後は、すぐに冷やす(流水で冷やす)=急に冷やす
    白身が縮み、殻は硬くて縮まないため、殻と白身がきれいに剥がれる

  ・茹ではじめはゆっくり加熱する(やんわりと茹でる)
   ・冷蔵庫から取り出したばかりのキンキンに冷えた卵は室温にもどしてから
   ・お湯からではなく水から茹でる

  ・黄身中央に来るように、茹ではじめ1~2分は菜箸で転がす

 ■新しい卵は使わない※1
  ・4~5日経過の卵が良い

↓アマチュアが考えたリスクを伴う裏技的方法

 ■茹でる前に平たい方の底に小穴をあけ圧力を下げる
  ・内圧を下げて薄皮がくっつかないようにする
  ・多少の効果はあるが、穴から中身があふれ出る事がある

 ■ガムテープ
  ・剥くだけの話であって殻と身が分離しているかどうかではない
 
 ■茹で終わって水を入れたタッパーでカシャカシャ振り回す
  ・剥くだけの話であって殻と身が分離しているかどうかではない


※1 産み立ての卵をゆでると、卵白に含まれる炭酸ガスが急に気化して細かい泡になって卵殻の表面にある小さな穴から拡散されるようになる。同時に、加熱により炭酸ガスが急に発散するため、卵白の圧力が高くなり、卵白と卵殻膜が押し付けられて殻に密着するようになってしまうため、むきにくくなってしまう。

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