■GIANT STEPS (Eb) 黒本1 P-73
■GIANT STEPS (Eb) 黒本1 P-73
・何が難しいかって、この転調のパターン
「長3度循環」とは言っても、
行って戻って、また行って~みたいな、B と Eb と G の、法則性のない転調先。
これがこの曲のややこしい所。
※コルトレーンチェンジズ
長3度循環
B ⇔ G ⇔ Eb
※マルチトニックシステム
B 、 G、 Eb が対等なので、どれもがトニックと取れる。
さらに難しいのは、B から始まって、半小節しかなくて、1小節目の後半で G に転調して、普通じゃない進行。普通なら 2-5 なのに、いきなり 5-1 (ドミナントモーション)
最初に半小節ですぐに転調ってのがあまり例がないので弾きにくい。
転調しながら 2-5 の連続ならまだやりやすいけど、5-1 で転調を繰り返すのは難しい。しかも小節またがりで、頭に戻った B のトニックが半小節ってのは!
■Three Tonic System に慣れる練習
というわけで、後半のほうがやりやすい。
Am ⇒ D7 ⇒ G (2-5-1)
Fm7 ⇒ Bb7 ⇒ Eb (2-5-1)
ここら辺は、小節またがりの転調ではないので、やりり易い。
<まともなアナライズ>
前半は、
1(B) 5-1(G) 5-1-1(Eb) 2-5(G)
1(G) 5-1(Eb) 5-1-1(B) 2-5(Eb)
後半は
1-1(Eb) 2-5-1-1(G) 2-5(B)
1-1(B) 2-5-1-1(Eb) 2-5(B)
<アドリブしやすい捉え方>
b6-7-3-5-1(Eb) 2-5(G)
b6-7-3-5-1(B) 2-5(Eb)
以下は一般的なアナライズ譜ですが、
「V7/bVI」Eb:V7 という表記は、
Bb7 は、key of Eb の V7 ですよ、という意味なのですが、
パッとみて理解不能(じっくり考える必要あり)なので、資料としては有用ですが、アドリブする時に見る譜面としては分りにくいので、「転調色分けアナライズ譜」 を作っています。(実用新案特許出願中)
ローマ数字の大文字と小文字にも意味があり、
・大文字 (IIm7 など) ⇒ メジャーキーのディグリーを表す
・小文字(iim7b5 など)⇒ マイナーキーのディグリーを表す
と使い分けていますが、これも見ずらいし混乱するので、
「転調色分けアナライズ譜」では、すべてメジャーキーの1で 1番目の色、平行調のマイナーに転調した場合は、6 番目の色を使います。
わかりやすいでしょう?(実用新案特許出願中)
※フォートニックシステム というのもあって、Central Park West (楽譜)
<以下引用・ここから>--------------------------------------------------------------
<原曲>
<参考演奏>
・Don Friedman Trio - Giant Steps
これ好き
・Thierry Lang - Giant Steps
イントロがスルーすぎて難解に聞こえる
・BIAB (アドリブ練習用) - Giant Steps
・セッション
■練習用
「長3度循環」とは言っても、
行って戻って、また行って~みたいな、B と Eb と G の、法則性のない転調先。
これがこの曲のややこしい所。
※コルトレーンチェンジズ
長3度循環
B ⇔ G ⇔ Eb
※マルチトニックシステム
B 、 G、 Eb が対等なので、どれもがトニックと取れる。
さらに難しいのは、B から始まって、半小節しかなくて、1小節目の後半で G に転調して、普通じゃない進行。普通なら 2-5 なのに、いきなり 5-1 (ドミナントモーション)
最初に半小節ですぐに転調ってのがあまり例がないので弾きにくい。
転調しながら 2-5 の連続ならまだやりやすいけど、5-1 で転調を繰り返すのは難しい。しかも小節またがりで、頭に戻った B のトニックが半小節ってのは!
■Three Tonic System に慣れる練習
というわけで、後半のほうがやりやすい。
Am ⇒ D7 ⇒ G (2-5-1)
Fm7 ⇒ Bb7 ⇒ Eb (2-5-1)
ここら辺は、小節またがりの転調ではないので、やりり易い。
<まともなアナライズ>
前半は、
1(B) 5-1(G) 5-1-1(Eb) 2-5(G)
1(G) 5-1(Eb) 5-1-1(B) 2-5(Eb)
後半は
1-1(Eb) 2-5-1-1(G) 2-5(B)
1-1(B) 2-5-1-1(Eb) 2-5(B)
なのですが、前半はまともに捉えると難しくなるので、
b6-7-3-5-1(Eb) 2-5(G)
b6-7-3-5-1(B) 2-5(Eb)
と捉え、4小節毎のフレーズを作る事を考えます。
以下は一般的なアナライズ譜ですが、
「V7/bVI」Eb:V7 という表記は、
Bb7 は、key of Eb の V7 ですよ、という意味なのですが、
パッとみて理解不能(じっくり考える必要あり)なので、資料としては有用ですが、アドリブする時に見る譜面としては分りにくいので、「転調色分けアナライズ譜」 を作っています。(実用新案特許出願中)
ローマ数字の大文字と小文字にも意味があり、
・大文字 (IIm7 など) ⇒ メジャーキーのディグリーを表す
・小文字(iim7b5 など)⇒ マイナーキーのディグリーを表す
と使い分けていますが、これも見ずらいし混乱するので、
「転調色分けアナライズ譜」では、すべてメジャーキーの1で 1番目の色、平行調のマイナーに転調した場合は、6 番目の色を使います。
わかりやすいでしょう?(実用新案特許出願中)
※フォートニックシステム というのもあって、Central Park West (楽譜)
<以下引用・ここから>--------------------------------------------------------------
セントラルパークウェストに基づいたフォートニックシステムの一般的な規則は次のとおりです。
今私が一般的な規則 を言う理由は、Coltraneがこれに完全に従わないからです。
この曲のキーセンターは、Bメジャー、Dメジャー、Fメジャー、Abメジャーです。これらの中心がマイナーな3分の1によってどのように調整されるかに注意してください。しかし、Coltraneは私たちに少しカーブボールを投げます。最初の6小節を見てください。
彼はマイナー第三までの変調チューンを開始(Bmaj7-Dmaj7を) が、その後、キーセンターの順序を切り替えることを決定し、(あるDmajor後Fmaj7の代わりにAbmaj7に移動全音互いから離れています)。これにより、サイクル終了時のFmaj 7は、Abmaj 7から3分の1下になります。
彼は、巨大なステップの後半で行ったのと同じように、ii-Vによって4つの異なるキーセンターをそれぞれの進行中のキーに接続します。
要約すれば…
各Coltrane Changesチューンのサイクルとキーセンターがどのように調整されているかがわかっていれば、すでに正しい道を進んでいます。キーセンターに焦点を当てると曲が消化しやすくなります。
次のレッスンでは、ColtraneがColtrane ChangesをTune-UpやConfirmationなどの一般的なジャズ規格にどのように適用したかについて説明します。いつものように、私たちのブログを頻繁にチェックしてください。
-Brent Vaartstra
www.brentvaartstra.comをご覧ください。
<以下引用・ここまで>--------------------------------------------------------------
<原曲>
<参考演奏>
・Don Friedman Trio - Giant Steps
これ好き
・Thierry Lang - Giant Steps
イントロがスルーすぎて難解に聞こえる
・BIAB (アドリブ練習用) - Giant Steps
・セッション
■練習用
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