■コンデンサーマイクとダイナミックマイクの組み合わせ収録
・ウッドベースの収録はコンデンサーマイク
・Vocal の収録はダイナミックマイク
これをヘッドフォンで聞くと、コンデンサーマイクとダイナミックマイクの周波数特性の違いが明らか過ぎて違和感さえ覚える。
ミキシングの関係で、それぞれ別のマイクで収録するのは常識であり、ウッドベースを収録するのに適しているのはコンデンサーマイク。それに対し Vocal をラジオ放送で収録するにはダイナミックマイクが適している。これは S/N 比の問題である。Vocal だけを集中して収録でき、周囲の他の音が混じりにくい。
しかしながら、コンデンサーマイクとダイナミックマイクの組み合わせで収録された音楽を聴くと、それぞれのマイクの特性の違いから、Vocal がすごく籠って聞こえる。
演奏は素晴らしく、文句の付け所がない。ただ単にマイクの特性が違うとこうなるんだなと思った。
ウッドベースにはコンプレサー・リミッターが掛けられ、ヴォーカルにはかすかにリヴァーヴが掛けられている。
ヴォーカルに使用するマイクは SM58 という「定番ボーカル向けマイク」は近接効果が大きいため、かなりこもって聞こえる。KSM8 や e945、M80 等を試したくなります。
ボーカル ハンドヘルドマイク比較
・SM58
※試しに 2kHz を約 8db アップした編集動画です
Vocal はかなり聞きやすくなったと思いますが、ベースも高域が強調されてしまいました。
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