■ウッドベース(コントラバス)にサンダムを貼り、「超絶・穴をあけて中に毛布を詰める」ミュート
ミュートの方針は、コントラバスの胴鳴りを極力減らすこと。
1. 胴に重い振動防止ゴムを貼る
2. 中に吸音材を詰める
家での練習専用です。
持ち出し、ライブ等には使用できなくなります。
型紙を作る
紙を張り付けて、キワを手で押して行って折り目を付ける。
折り目に沿って切り取、型紙の完成。
型紙を仮に張り付けて、大きさにムラがないか確認する。
サンダムを型紙に合わせて切る。
重いけど柔らかいので、はさみで切れますが、長いはさみを使ったほうが、カーブをきれいに切れます。
とにかく重い。
裏板をきれいに拭く。
サンダムを養生テープで仮固定する
「3M 強力デザインボンド 430ml K/D/B」でくっつける。
表板も同様に。
あんまり粘着しないので養生テープでキワを留める。
元々貼ってたゴム板を貼る。
中には毛布2枚と古着をぎゅうぎゅうに詰める。
だめだ、この程度じゃ弓で練習できない。まだ響く。サンダムやゴム板を密着させる必要がある。
「3M 強力デザインボンド 430ml K/D/B」 は、手についたらベトベトで困るくらいの粘着力なのに、思いのほかサンダムのゴム面に粘着力が弱く、楽器との密着性に欠けた。
現在注文中のハンディラップで、密着させるように巻きます。
紐とかゴムで縛るのは限界がある。
平面じゃないし、曲面の山の裾が緩やかになっているところを密着させるのが困難です。
ラップで巻いてもそこは浮いてしまいます。
梱包用ラップで巻いて、ミュート材がコントラバス本体に密着するようにしなおして録音。
まだアルコでは少し響くが、だいぶ静かになった。やはりミュート材(ゴム板)を本体に密着させる事が大な様です。
14:45 頃のアルコは、めっちゃ弱く弾いています。(騒音苦情が怖いので)
現在の音 2022年3月
梱包ラップでぎゅうぎゅうにクルクル巻きにして、茶色Tシャツを着せています。
夜間でもピッツィカートなら弾いてもまったく近所迷惑にならない程度に音は小さくなりました。
昼間ならアルコで弾いても問題ありません。
コントラバスに穴をあけるという一大決心をして、思う存分練習できる楽器を作ることが出来ました。
中に毛布と古着を詰めているのでめっちゃ重いですがw
マイクは、中に ECM 2つ、表面に ECM 1つ、ピエゾ 1つを付けて ZOOM R16 でマルチ録音して Reaper で調整しています。
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