■黒本マスターの第33回
4つのコード・スケール
Am7 on D:A-Dorian もしくは D-Mixolydian
Cm7 on F:C-Dorian もしくは F-Mixolydian
Bbm7 on Eb:Bb-Dorian もしくは Eb-Mixolydian
Dbm7:Db-Dorian
サビの後半だけ、オンコードじゃなくなるので、「Dorian」で覚えたほうが4種類でいけることになります。
ベースの場合、ドリアンスケールは運指がとても難しいので、メージャースケールに変換して考えることにします。(ピアノトリオか Duo じゃないと、ソロが回って来るチャンスすら無いと思います)
■ドリアンで考えるなら
[A]
D7sus A-Dorian (=G-Major) D +5n = G (nは半音) 4度上
F7sus C-Dorian (=Bb-Major) F +5n = Bb (nは半音) 4度上
[A]
D7sus A-Dorian (=G-Major)
F7sus C-Dorian (=Bb-Major)
[B]
Ebsus Bb-Dorian (=Ab-Major) Eb +5n = Ab (nは半音) 4度上
Dbm7 Db-Dorian (=B-Major) Db -2n = B (nは半音) 1度下
[A]
D7sus A-Dorian (=G-Major)
F7sus C-Dorian (=Bb-Major)
ベースの伴奏はオンコードの R-5th-R と弾くので、置き換えが慣れないと難しいので、Mixolydian は第7音が半音下がるだけの Major Scale と考えると、そのほうが弾きやすくなり、
■ミクソリディアンで考えるなら
[A]
D7sus D-Mixolydian
F7sus F-Mixolydian
[A]
D7sus D-Mixolydian
F7sus F-Mixolydian
[B]
Ebsus Eb-Mixolydian
Dbm7 Db-Dorian (=B-Major) Db -2n = B (nは半音) 1度下
[A]
D7sus D-Mixolydian
F7sus F-Mixolydian
となり、[B] の後半の Dbm7 だけ、B-Major を弾くと覚えておけば良いことになります。
しかしこの方法は、「ルート始まりのフレーズ」になりやすいという落とし穴があります。
しかしこの方法は、「ルート始まりのフレーズ」になりやすいという落とし穴があります。
この曲のトニックは、D7sus (=Am7 on D) な気がします。
Dbm7 がドミナントっぽい気がします。
D7sus の短3度上の F7sus は、サブドミナントなのでしょうか?
モードの曲は、アナライズしても意味がないと言いますが、進行感はあるので、なぜ進行感が生まれるのかその理屈を知りたいです。
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